蓄膿症頭痛

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蓄膿症で頭痛 が起こる!? 鼻づまりがあって頭も痛い…

公開日
更新日

 
執筆:南部 洋子(助産師、看護師)
医療監修:株式会社 とらうべ
 
 
頭痛が頻繁におこる…ということがあったら、それは「蓄膿症で頭痛」が起きているのかもしれません。
 
蓄膿症により、頭痛や顔面痛などの症状が起きることがあります。
 
この記事では、蓄膿症全般について説明し、次に蓄膿症と頭痛の関係について説明します。
 
 

蓄膿症とは

 
「蓄膿症」とは、「慢性副鼻腔炎」のことです。「副鼻腔」とは、鼻腔とつながっている顔の骨の中にある空洞のことです。
 
細菌・ウイルスへの感染などで起きた炎症が、長引くと副鼻腔にまで広がっていきます。
 
この炎症が慢性的に続く状態を「慢性副鼻腔炎」といい、一般的には「蓄膿症」と呼んでいます。
 
 

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蓄膿症の原因

 

副鼻腔の構造の問題

 
蓄膿症の最も多い原因は、副鼻腔の構造的な問題です。
 
鼻は、「鼻中隔(びちゅうかく)」という骨と軟骨で仕切られ、左右に分かれています。
 
この鼻中隔が曲がっていたり、さまざまな原因で鼻粘膜などが慢性的に厚くなると、鼻腔と副鼻腔の通路が狭くなります。
 
そして、通路が狭くなることで、換気と鼻汁の排泄が悪くなります。
 
そこに風邪や鼻炎などで炎症が生じると、鼻汁がとどまり炎症が慢性化しやすくなるのです。
 
 

副鼻腔の機能の問題

 
副鼻腔の粘膜は、ゴミや細菌が入ってきても中に溜まりにくいように、外へ排出させる機能を持っています。

 
その機能がもともと弱かったり、感染などの炎症によって機能が落ちたりすることで炎症が慢性化します。
 
また、排出できない鼻汁や膿がたまってしまうことで蓄膿症となることがあります。
 
 

アレルギー

 
最近では、花粉症などのアレルギー性鼻炎や喘息といったアレルギー疾患から蓄膿症になるケースが増えています。
 
アレルギーによる慢性的な炎症は、鼻粘膜を厚くし、ゴミや細菌を排出させる機能を弱めます。
 
そのため、アレルギーから蓄膿症につながることも少なくありません。
 
これらの原因によって炎症の慢性化を引き起こし、蓄膿症になります。そして炎症が慢性化することで、更に悪化するという状態になります。
 
 

蓄膿症の症状

 
鼻腔と副鼻腔は、「自然口」という小さな穴でつながっています。
 
副鼻腔内に炎症がおきると、この自然口はふさがれます。細菌感染などの炎症によって膿や鼻水ができると、自然口から排出されず、副鼻腔内にたまっていきます。
 
この副鼻腔は顔の骨の中にある空洞ですから、その位置が炎症を起こすことで痛みの症状もみられます。
 
さらに、鼻は喉とつながっているので、たまった鼻水や膿などが喉の奥の方へ垂れこんでしまう場合もあります。
 
このようなことから、蓄膿症には以下の症状がみられます。
 

  • ・鼻水
  •  

  • 鼻づまり
  •  

  • ・口臭
  •  

  • ・頭痛や顔面痛
  •  

  • ・頭重感(頭が重い感じ)
  •  

  • ・後鼻漏(こうびろう:鼻水や膿などがのどにたれこむこと)

 
 

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蓄膿症で自覚できる症状

 
蓄膿症にかかっていても、はっきりとした自覚症状のない人もいます。
 
急性副鼻腔炎と比較すると症状は軽い傾向です。
 
どういった症状があると蓄膿症の可能性があるのか、説明していきます。
 
 

  • ・鼻づまりがある
  •  

  • ・鼻水の症状がひどい
  •  

  • ・鼻に関連した症状で悩んでいる
  •  

  • ・アレルギー性鼻炎がある
  •  

  • ・鼻水がねばねばしている
  •  

  • ・鼻水が前に出ずに喉に流れる
  •  

  • ・鼻水に生臭いイヤな臭いがある
  •  

  • ・口臭がひどいといわれた
  •  

  • ・口呼吸していることが多い
  •  

  • ・味覚や嗅覚が鈍感になったように感じる
  •  

  • ・頭痛や頭重感を感じることがある
  •  

  • ・集中力が低下している
  •  

  • ・頬や目の奥が痛い

 
上記の症状がいつまでも改善しないのならば、まずは耳鼻科を受診してみましょう。
 
 

蓄膿症の治療

 

薬物療法

 
蓄膿症の治療は、まず薬による治療が行われます。薬物療法では、細菌を殺す抗生物質や炎症を抑える薬が中心になります。
 
アレルギー性鼻炎や喘息などを合併している場合は、アレルギー反応を抑える薬も同時に内服します。
 
「ネブライザー(噴霧器)」という器具を用いて抗菌薬やステロイド薬を吸入する治療もよくおこなわれます。
 
薬による治療以外では、たまった膿などの吸引や、洗浄用の針を鼻の穴から入れて副鼻腔の壁や入り口に刺して行う副鼻腔の洗浄などが行われています。
 
おおよそ3か月後に薬による治療が効いたかどうか判定を行い、治療終了か、さらに改善するべきか決定します。
 
改善が充分でない場合は、前述したような治療を続けるか手術を行うべきか検討します。
 
 

手術

 
かつては、歯茎部分を切開し、頬骨を削り膿を取り除く外科的手術が主流でしたが、術後の痛みが強く、患者の負担も大きいものでした。
 
現在の手術は、鼻の穴から内視鏡や手術器具を入れ、鼻腔の中だけで行う内視鏡手術が主流となっています。
 
手術で副鼻腔の入り口を広げ、腫れている粘膜を薄く削り、たまった膿などを吸引して取り除きます。
 
また、換気と排泄を充分行えるように、形に整えていきます。
 
かつての外科的手術と比較すると、手術にかかる時間は2~3時間と短く、切除も最低限に済ませる事が出来るため、腫れや出血、痛みも、非常に軽減されました。
 
また入院期間も1週間程度と短縮されています。(外科手術の場合は、10日~20日間程度)
 
 

蓄膿症に効果的な漢方

 
長引く蓄膿症には、漢方もいいですね。効き目は緩やかですから、根気よく服用しましょう。
 
漢方では、気・血・水が大事だといわれます。
 
気は、気力、血・水は、体内を巡る血液や体液をいいます。これらがスムーズに流れることで漢方薬の効果が発揮されます。
 
そのためには、日常生活が大事になります。次のことに気をつけましょう。
 

  • 1.運動を適度に行う
  •  

  • 2.寝不足はもちろんよくないが眠り過ぎにも注意
  •  

  • 3.食事は、腹八分目とし、同じ食材ばかりを食べない
  •  

  • 4.夕食は、控えめに
  •  

  • 5.鼻呼吸を心がける

 
 
それでは蓄膿症への効果が期待できる漢方薬をご紹介ていきます。
 

辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)

 
膿の排出効果・炎症の鎮静効果があるので、鼻の病気の中でも膿が原因となる蓄膿症に効果があるとされています。
 
そのほか、鼻づまりの解消・慢性鼻炎の改善効果などがあります。
 
 

葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)

 
鼻づまりが治らない、お風呂に入ると鼻づまりが治るという方におすすめです。鼻水が黄色っぽく、ねばねばになったころに服用します。
 
 

麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)

 
体力がなく、虚弱な人や高齢者に適しています。身体を温める効果があり、初期の風邪症状のように冷えを感じる場合や、アレルギー鼻炎にも使われます。
 
さらさらとした鼻水に適しています。
 
 

荊介連翹湯(けいがいれんぎょうとう)

 
慢性的な鼻づまりに効果があります。余分な熱を冷やし、鼻の通りをよくし、鼻づまりを改善させます。
 
体内に溜まった余分な水分を取り、血液の流れをよくするものです。
 
粘った鼻水が出るようになります。
 
2か月前後で効果がなければ、一度医師や薬剤師に相談して、治療方法や薬を見直すのがいいでしょう。
 
 

漢方薬を服用するときの注意点

 
カプセル・錠剤・エキス剤などの漢方薬を飲む場合は、次のことに注意しましょう。
 

  • ・そのまま飲むときは、多めの水と一緒に飲む
  • ・エキス剤は、お湯に溶かして飲んでもいい
  • ・お茶や牛乳などは、吸収率の低下となるので不可

 
また、煎じ薬の場合の注意点は以下です。
 

  • ・煎じるための容器は、鉄製のものは避ける
  • ・煎じ時間は必ず守る
  • ・煎じた後、温かい状態で飲むのが効果的
  • ・保存している場合は、温めて飲む
  • ・服用は、食前、または空腹時がいい

 
 

蓄膿症による頭痛の原因

 
鼻腔と左右対象に4個づつ計8つの副鼻腔(篩骨洞、蝶形骨洞、前頭洞、上顎洞)は、小さな穴でつながっているのですが、副鼻腔内に炎症ができると、この自然口と呼ばれる小さな穴がふさがれてしまいます。
 
そして、副鼻腔内の炎症によって発生した膿がたまり、痛みを感じることになるのです。

 
この痛みは、副鼻腔の場所によって、微妙に感じ方や痛みの部位も違って出てきます。
 
頭痛とともに、鼻水・鼻づまりの症状があれば蓄膿症の可能性があります。
 
蓄膿症の頭痛は、朝起きたときに一番痛みが強い、あるいは眉間や頬を触ると痛い、頭を下げると痛みが増す、などの特徴があり、同じ頭痛でも後頭部が痛い、顔面が痛い、頭が重苦しいというときもあります。
 
自分としては蓄膿症の自覚がなくても、頭痛で受診したら実は蓄膿症だった、という場合も多くありますので、受診時は細かく症状を伝えましょう。
 
 

炎症が起きる部位

 
人間の顔には、副鼻腔という左右対称に4個、計8個の空洞があり名称が付いています。
 
8つの副鼻腔のうち、どこに膿がたまったかによって、頭痛や顔面痛などの出る場所が違います。
 
 

篩骨洞(しこつどう)

目と目の間、目頭の内側にあります。ここに炎症が起きた場合は、目の周囲、眉間や目の奥、額が痛みます。
 
 

蝶形骨洞(ちょうけいこつどう)

篩骨洞の奥にあるものですが、その部分に炎症が起きた時は、後頭部に痛みがあり、頭重感がおきます。
 
 

前頭洞(ぜんとうどう)

鼻の上の額に近い部分ですが、ここに炎症が起きると、額に痛みや頭が重い感じがあります。
 
頭を下に向けると額部分の痛みが強くなります。また目の奥に圧迫されるような感じをもつこともあります。
 
 

上顎洞(じょうがくどう)

目の下で頬の部分に位置していますが、副鼻腔の中では一番広い洞です。ここに炎症が起こると、頬や歯の周囲が痛みます。
 
強い痛みではなく、集中力が低下する、頭が重いなどの症状が現れます。
 
頭を下に向けると痛みがあるということもあります。
 
長期化すると、副鼻腔の内部だけに炎症が起きているので、頭痛の原因が蓄膿症だとは気がつかない場合があります。
 
 

蓄膿症による頭痛、緩和法や留意点は?

 
頭痛が蓄膿症によって起きているということがわかっている場合は、耳鼻科で抗生物質の服用をしつつ、解熱鎮痛剤を飲むこともあります。
 
できるだけ早く治療を開始すれば、それだけ回復も早いのです。
 
自分勝手に市販の鎮痛剤を服用したりして、手遅れにならないようにしたいものです。そのほかにも、次のようなことを心がけましょう。
 
 

身体を温める

身体が冷えると副鼻腔内の膿の排出が悪くなります。身体を少し温かくしているほうがいいでしょう。室温を温め、外出時も薄着ではなく、少し服を重ねて着るくらいのほうがいいですね。
 
温かいタオルを鼻の周りに置くのも効果があります。生姜やハッカ油を浸したタオルを置くのも効果があります。
 
食事は、身体を温めるようなものを摂りましょう。根菜、温かいスープやなべ物などがおすすめです。
 
逆に果物や氷が入った飲み物などは控えましょう。
 
 

アルコールは控える

アルコール、紅茶、緑茶、コーヒーは、水分代謝が悪くなりますので、おすすめできません。
 
 

免疫力を高める

免疫力が下がると、副鼻腔内の膿の粘液度が増し、排出しにくくなります。
 
規則正しい生活をして、栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。睡眠時間も重要です。6時間~8時間は確保したいです。
 
 

鼻をかみすぎない

鼻を強くかむと、副鼻腔内の圧力が変化してしまい、痛みが増します。優しくゆっくりとかんでください。
 
 

蓄膿症治療の注意点

 
ここまで、蓄膿症の概要、蓄膿症による頭痛について説明をしてきました。また蓄膿症による頭痛は、当然のことながら、市販の鎮痛剤を飲んでいても、蓄膿症を治療しなければ治らない事を説明しました。
 
この項では、蓄膿症になった際の治療上の留意点を特に妊婦、子どもについて説明しましょう。また、家庭で出来る対策についても説明します。
 
蓄膿症の治療で大切になるのは、症状が改善したからといって薬を自己中断しないことです。
 
手術を伴わない治療では長期に渡り、改善するまで薬を使用することになります。
 
そのため、処方された薬は飲み切り、医師から「終了してもいい」といわれるまではきちんと通院をするようにしましょう。
 

蓄膿症:妊娠中の治療

妊娠中は、免疫力の低下で風邪をひきやすく、鼻炎がひどくなって蓄膿症となることが多いといいます。また、蓄膿症になったことがある方が妊娠して、再発することも多いようです。
 
蓄膿症になると治りづらく、回復までに時間がかかるので、風邪やアレルギーに対しての予防に、いつもより気を配ることが必要です。
 
また、風邪などの症状が出た際は早めに耳鼻科を受診することが必要になります。
 
妊娠中は、薬を内服できない期間でもあります。そのため、基本的に鼻腔の洗浄や、ネブライザーを使用しての薬液吸入といった治療が中心となります。
 

蓄膿症:子どもの治療

子どもの身体は成長途中ですので、副鼻腔ももちろん成長途中にあります。蓄膿症の原因部位である副鼻腔は、年齢が進むにつれてどんどん大きくなり、10歳程で成人の副鼻腔に近づきます。
 
成長の段階で自然に蓄膿症が治る場合もあるといいます。そのため、年齢と状況に応じた治療になります。重症度が高くない限り、手術に至ることはほとんどありません。
 
子どもの副鼻腔炎の治療は、ネブライザーや鼻洗浄、抗生剤を使った薬物療法となります。

 
アレルギー性の鼻炎の場合、アレルギーの原因となる物質を特定し、アレルギーの治療も同時に行います。
 

家庭でできる蓄膿症対策

通院での治療以外に、蓄膿症のためにできることはないのでしょうか?自宅でできる対策としては「鼻うがい」に効果があるといわれています。
 
鼻うがいとは、鼻洗浄ともいわれ、鼻から生理食塩水を入れて、たまった膿や、アレルギーの元となるほこりや花粉といった汚れを除去する方法です。 鼻の奥にあたる上咽頭(じょういんとう)まで洗うことができますので、鼻をかむよりもスッキリとします。
 
 

蓄膿症の予防

 
最後に、蓄膿症にかからない為に普段から出来る事について説明しましょう。
 
蓄膿症の予防のために喘息などアレルギーがある場合は、その治療を怠らないことが大切です。また、風邪を引かないよう気をつけるようにしましょう。
 
免疫力を低下させないように規則正しい生活をする、マスクや手洗い・うがいなど感染予防をすることは普段からできることです。
 
そして、急性副鼻腔炎が長引き、蓄膿症にならないように症状がみられたら、早めに受診しましょう。
 
 

まとめ

 

  • ・蓄膿症は副鼻腔の炎症が慢性的に続く状態。
  •  

  • ・蓄膿症の原因としては、副鼻腔の構造・機能に問題がある場合、アレルギー等がある
  •  

  • ・蓄膿症の症状としては、鼻水、鼻づまりに加え、頭痛や顔面痛がある
  •  

  • ・蓄膿症の治療法は、薬物療法がある。薬物療法で効果がない場合は手術を行う事がある、最近の手術の主流は内視鏡手術である
  •  

  • ・蓄膿症による頭痛の原因は、炎症により副鼻腔の穴がふさがれることにある
  •  

  • ・炎症により、頭痛がおきるが、副鼻腔のどの空洞に炎症があるかによって頭痛の症状が違う
  •  

  • ・蓄膿症による頭痛は、蓄膿症を治す事が重要で、自己判断をして市販の鎮痛剤を使用していると症状は悪化する
  •  

  • ・頭痛の緩和や症状悪化を防ぐための留意点として、体を温める、アルコールを控える、免疫力を高める、鼻をかみすぎない、強くかまない等がある
  •  

  • ・免疫力を高めるために規則正しい生活を
  •  

  • ・耳鼻科で処方された解熱鎮痛剤以外は、自分で勝手に痛み止めを飲まないように

 
 
<執筆者プロフィール>
南部 洋子(なんぶ・ようこ)
助産師、看護師、タッチケア公認講師 株式会社 とらうべ 社長。国立大学病院産婦人科での経験後、とらうべ社を設立。タッチケアシニアトレーナー
 
<監修者プロフィール>
株式会社とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
 
 

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